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取材日:2016年03月27日 知多 最新祭

上野間祭 美浜町上野間

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からくり人形を持つ山車は尾張地方にはたくさんあるが、からくり人形浄瑠璃となると、あまりいくつも思い浮かんでこない。この祭のからくり人形浄瑠璃はかなり貴重なものではないだろうか。演目は、越智嶋組のからくり浄瑠璃「田邨川神亀釣竿・源義経日之出車・源氏烏帽子之段」。四嶋組のからくり浄瑠璃「楓狩妹背御鏡山賊退治之段」とのことですが、何を演じているのか、残念ながらはっきり分からなかったが、人形の雰囲気は立派なものです。

どちらも、刃傷沙汰の話のようで、左右の人形が振り出されて中央でちゃんばらを行うようになっており、どちらも相当に凝った細工がしてあるからくりで、あまりにも複雑なためか、ときどき手や頭があらぬ方向を向いていたりすると、そのたびに若衆が「もっとしっかりやれ」と囃し立てる、なんとものどかな雰囲気で行われるからくり人形浄瑠璃です。とはいえ、作りは立派なもので、無茶な動きの中で一瞬を切り取った写真の中の表情にはしっかり命が吹き込まれていたりするから面白い。

からくり浄瑠璃が終わるといよいよ坂下ろしとなる。祭が行われる野間神社はかなり急な坂の上にあり、坂上げ坂下ろしはこの祭の一つの見所となっている。坂下しでは大縄を山車に結んで後から支えながら慎重に下ろしていく、下から見上げると相当な迫力がある。坂を下りた山車はそれぞれの町内に戻っていき、この日の祭は終了する。


開催時期:3月最終日曜日もしくは4月第一日曜日
ところ:美浜町野間神社
交通:名鉄上野間駅から徒歩で7分


 

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源氏烏帽子之段 義経を山賊が追ってきて女が助ける話らしい

 

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義経を助ける女 人形の一瞬の表情に命を感じる瞬間

 

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巫女姿から早変わり?して激しく舞い踊る

 

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格闘の末、倒されてしまう山賊、こういう題材に時代を感じる

 

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一件落着というところで鶴になってしまう女、昔の感覚ではめでたいという意味か

 

 

 

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こちらもやはり、ちゃんばら。昔の人の一番の楽しみだろうか

 

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この人形は2つに分かれるからくりとなっている

 

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からくりが終わるといよいよ坂下ろしが始まる

 

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野間神社の急坂を降りる山車

見たこともないような太い縄で後から引っ張りながら慎重に下ろす

 

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下から見上げた様子 かなりの迫力がある

 

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上野間の町の中を行く山車

 

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橋に差し掛かった頃、丁度夕日が刺していた

 

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